fuyuyu_

空見上げる
また思い出す

春花咲く
夏蝉鳴く
秋空高く
冬雪寒く

君と出会う
君と別れる
また巡る

果てしなく

【819ハイキューの日】あの頃の君がまだ知らないこと

・過去捏造あり
・影日



「日向」side

君が生まれた時、晴天で、暑い夏の日だった。そのゆえ、「翔陽」と名付けた。

君が初めて笑った時の笑顔、まるでひまわりのようだった。

君が幼稚園通って、皆に愛されていた。

君が小学生になって、皆にとって小さな太陽のような存在になっただろう。

12歳の君はテレビを見て、「小さな巨人」になりたくて、バレーをやり始めた。

15歳の君は、初めてコートに立って、あの人と出会った。

あの時の君は、きっと知らないだろう。

ーーいつか恋に落ちるということを。




「影山」side

君が生まれた時、雪で、寒い冬の日だった。「飛雄」と名付けた。

君が笑う時が少なくて、いつも怖い顔している。

友達が少なくて、大体いないと言えるだろう。

しかし、中3の頃、君はあの人と出会ったのだ。

それは、全てを変える出会いだった。

ただ四十分未満の試合、君は網の向こうに立ったチビのせいで、腹立った。

しかし、あの頃の君がまだ知らないだろう。

ーー気がついたら、あの小さな太陽のような存在であったあの人に、恋をすることを。




「影日」side

君達再び会った頃から、ずっと喧嘩ばかりで、チームの母さんと父さんに沢山の迷惑をかけたのだ。

しかし、いつの間にか、単細胞が自覚した。
ーーあの自分があげるトスを打ってくれる鮮やかなオレンジ色に染まる愛しいチビに惹かれることを。

「あのさ、」
「うん?」
「インハイ終わったら、話がある。」
「うーじゃ、勝ったら話聞くよ。」と目の前の人が笑った。

可愛くて、可愛くて。

ーー今すぐ、抱きしめたいくらい、可愛い。


「で、一年前の話って何?」
「一度しか言わないからよく聞けよ、ボケ、」
「はいはい。」
「お前が、好きだ。」
「うー」
そう言われら直後、日向は泣き出した。
「うわーよかったーオレ1人だけだと思った!」
単細胞はその瞬間日向の言うことを理解した。
「じゃ、俺と付き合え。」

「なんだよその王様の言い方w」

目の前の人がくしゃくしゃ笑った。


ーーしかし、君達まだわからないのだろう。

ーー今後もっと幸せになれることを、そして、明日もっと好きになれることを。

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